チームスポーツで「らしさ」を見出す

私の長年の友達は普通と違う。

皮肉のような始まりだが、これは私の友達への「褒め言葉」である。幼い頃から、彼は周りより遥先にいつもいた。だからこそ周りと精神年齢がかけ離れて大人のように見えた。そんな彼はチームスポーツをこよなくやってきたが、仲間とのコミュニケーションに苦戦している。チームスポーツが好きなのに合うものはきっと「個人スポーツ」なのかもしれない。

合う合わない

チームの雰囲気、環境に個々が影響されやすい。時には自分自身を環境に合わせなくてはならない時も多いだろう。そのような場面で自分「らしく」いることができるのだろうか？

時に心配になることがあるが、彼はそんな心配を覆す。自分「らしく」でいることに一切のブレがないのだ。

私の場合ならすぐに環境を整えたくなる。実質チームスポーツではなく個人スポーツをやってきているからこそだ。

彼の今後の活躍と「らしさ」の一貫性を見て、話を聞けるのが楽しみである。